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Ryzen Threadripper 5000 シリーズ 発売へ

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Ryzen Threadripperは2019年11月にZen2アーキテクチャーを採用したThreadripper 3000シリーズが発売されて2年以上が経過しました。そして、遂にZen3アーキテクチャーを採用したThreadripper 5000シリーズの発売日が判明した模様です。

 

 

・2022年3月8日発売、Ryzen Threadripper pro シリーズ

Ryzen Threadripperについてはproのみの登場となり、AMDは現時点では発売日を2022年3月8日に設定しているとの事です。

発売されるモデルは現時点では計5モデルが登場すると見られています。コア数とモデル名としては、64コア128スレッドを搭載するモデルがTR PRO 5995WX、32コア64スレッドがTR PRO 5975WX、24コア48スレッドがTR PRO 5965WX、16コア32スレッドがTR PRO 5955WX、12コア24スレッドがTR PRO 5945WXとなっています。

全モデルTDPは280Wなるということです。

・ここまで遅れた理由

遅れた理由はまだわかりません。Zen3を採用するRyzen Threadripperが遅れた理由は色々言われています。一番有力なのが単純にライバルが居ないのと、サーバー向けZen3搭載のEPYCが売れている事からThreadripperに配分を割り振る理由がほとんどないという説です。そのため、Zen3+を採用するために遅れたというのはかなり見込みの薄い期待のように感じられます。ただ、3D V-Cacheを搭載するRyzen Threadripperに関してはコンポーネントなどを共有するEPYCで既に3D V-Cache搭載が発表されているため、可能性としては高いかもしれません。

 

AMDではこのRyzen Threadripper Pro 5000シリーズの発表をCES2022にて行うと見られていますが、同時に3D V-Cacheを搭載するRyzenシリーズの発表も行われると見られています。そのため、もしかしたら3D V-Cacheを搭載するRyzen Threadripperも登場がアナウンスされる可能性もありそうですが、まだこの辺りの噂は一切出ていないのが現状のようです。

まだ、公式には発表していない情報ですのですべてを鵜呑みにしないほうが良いかもしれません。